2010/01/13 作品(2) 重要文化財 日堯上人像(にちぎょうしょうにんぞう)

長谷川等伯(信春)
1幅 97.5×49.4cm 絹本着色
元亀3年(1572) 京都・本法寺蔵

●天下無双の肖像画
白い法衣をまとう本法寺の第8世日堯上人が説法する姿。上人の清らかな人格が描写されているかのようである。
この作品の署名によって等伯と信春という絵師が同一人物であると確認され、昭和13年(1938)、土居次義氏により「長谷川等伯信春同人説」が発表されることとなった。長谷川等伯研究史上、極めて重要な作品である。
等伯の生家奥村家の菩提寺は能登にある日蓮宗寺院の本延寺で、本山が本法寺であった。等伯はこの本法寺の伝手によって上洛し、京都や堺で活動した。

②日堯上人像.jpg

2010/01/12 作品(1) 重要文化財 三十番神図(さんじゅばんしんず)

長谷川等伯(信春)
1幅 絹本着色 94.5×39.1cm
永禄9年(1566) 富山(高岡市)・大法寺蔵

●当代随一の仏画
信春時代に描いた仏画のなかでも、とりわけて華麗な色彩が施されている。三十番神は、ひと月三十日の一日ずつに一神をあてて守護神とされた、法華経を信仰する人たちを守る善神である。
大法寺には本作品と永禄7年(1564)、等伯26歳のときに描いた「日蓮聖人像」など3幅の仏像が仏画もとに伝わっている。それぞれは、丹念に細かく描写されていて、信春時代の日蓮宗関連の画業に携わる活動内容と作風の特色が色濃くうかがえる。

①三十番神図.jpg

2010/01/11 波乱万丈―長谷川等伯の人生―

元亀2年頃(1571年頃)33歳頃
■能登の絵師、京都へ

等伯のは戦国大名畠山家家臣奥村家の子として生まれたが、染職業を営む長谷川家に養子に入った。養祖父、養父に絵の手ほどきを受けた等伯は信春と名乗り、日蓮宗寺院にかかわる仏画を多く描いた。戦国の波のうねりは能登にもおよび、画業を続けることが困難となった等伯は父母を亡くしたことを契機に、30代という決して若くはない年齢で、京都に新たな活躍の場を夢見て上洛した。

作品(1)(2)参照

2010/01/08 七尾出身・長谷川等伯をたたえ「弦楽合奏曲」完成

七尾出身の画聖、長谷川等伯をたたえる「弦楽合奏曲」がこのほど完成しました。

「弦楽合奏曲」を作曲したのは作曲家・二胡奏者の木塲孝志(こば たかし)さん。七尾市市民管弦楽団「オルビスNANAO」の伊藤昇団長と音楽活動を通じて交流があり、伊藤団長が没後400年に合わせて等伯の曲作りを提案したのが始まり。

完成した曲は、バイオリン、ビオラ、チェロの弦楽合奏で、穏やかで物悲しい冒頭の旋律を徐々に壮大な響きに展開させることで、長い下積み時代を経て桃山期を代表する絵師にまで大成した等伯の生きざまを表現するかのようです。

「弦楽合奏曲」は2月にも市民管弦楽団有志の演奏で、等伯の生家・奥村家の菩提寺である七尾市小島町の本延寺で奉納演奏される予定です。

木塲孝志さんのブログはこちら

2010/01/08 生誕地・没後400年記念前年祭「長谷川等伯展」開催のお知らせ

長谷川等伯生誕地・七尾で没後400年記念前年祭として「長谷川等伯展 ~信春から等伯への軌跡~」が開催されます。

能登国七尾に生まれ、桃山時代に活躍した長谷川等伯は、わが国水墨画の最高峰と称される、国宝「松林図屏風」の作者として世界的に知られる存在です。平成22年は、その等伯の没後400年という節目の年です。
そこで、平成8年度より毎年「長谷川等伯シリーズ展」を開催している当館では、初期の仏画から晩年の水墨画までを展示、長谷川派の作品も加えた14点を紹介します。

中でも近年東京国立博物館の調査で発見された二つの「鬼子母神十羅刹女図」や、比較的作例の少ない信春時代の水墨画「寒江渡舟図」、基準印と呼ばれる「等伯」印を持つ著色画の「萩芒図屏風」などは、何れも七尾初公開作品となります。
また、・前年祭・を記念して、洞爺湖サミット会場を飾った「松林図屏風」の複製や、長男久蔵筆国宝「桜図」と等伯筆国宝「楓図」を綴れ織りで見事に表現した、京都祇園祭浄妙山の懸装品も特別公開します。

この記念の年に、等伯郷里で是非ご覧ください。

会期  :平成21年4月25日(土)~5月31日(日) 会期中無休
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 :一般700円(600円) 大高生350円(300円) 中学生以下無料 ( )は20名以上の団体料金
主催  :七尾市、財団法人七尾美術館
後援  :石川県、石川県教育委員会、七尾市教育委員会
     NHK金沢放送局、北陸放送、石川テレビ、テレビ金沢、北陸朝日放送、エフエム石川、JA能登わかば
HP   :http://www.city.nanao.lg.jp/nanabi/

2009/12/16 没後400年特別展「長谷川等伯展」開催のお知らせ №2

2010年は桃山絵画の巨匠、長谷川等伯(1539~1610)の没後400年にあたります。 水墨画の最高峰「松林図屏風」(国宝、東京国立博物館蔵)、金碧障壁画「楓図」(国宝、京都・智積院蔵)などを描き、当時の画壇に君臨する狩野永徳をも脅かした絵師、等伯。

能登七尾(石川県)に生を受けた等伯は、はじめ「信春」と名乗り主に仏画を描いて活躍、やがて30代で上洛すると仏画、肖像画、花鳥画など多岐にわたる画題を、時に精緻に、時に豪放に描きわけ、 豊臣秀吉に重用される時代の寵児となりました。

72歳で生涯を終えるまでに描いた作品は、今なお色褪せることなくみる者を魅了し続けます。また、彼のたどった波乱万丈の生涯、残された人間味溢れるエピソードも我々をひきつけてやみません。

本展は、長谷川等伯の幅広い画業を網羅する大回顧展です。

故郷七尾で「信春」と名乗った初期の作品から上洛後「等伯」と号して大徳寺をはじめ京都の名刹に揮毫した数々の国宝、重要文化財作品まで、一挙公開

 没後400年特別展
長谷川等伯
東京展

会期 2010年2月23日(火)~3月22日(月・休)
休館日 月曜休館(ただし3月22日(月・休)は開館)
午前9時30分~午後5時、金曜日は午後8時まで、土日祝日は午後6時まで(入館は閉館の30分前まで)
観覧料 一般・当日1500円(前売り1300円、団体1200円)
       大学生・当日1200円(前売り1000円、団体900円)
       高校生・当日900円(前売り700円、団体600円)
         中学生以下は無料
会場 東京国立博物館(台東区上野公園13-9)
主催 東京国立博物館、毎日新聞社、NHK、NHKプロモーション
一般問合せ 電話03-5777-8600

展覧会HP http://www.tohaku400th.jp/
東京国立博物館HP http://www.tnm.go.jp/jp
 

2009/12/02 没後400年特別展「長谷川等伯展」開催のお知らせ №1

秀吉、利休を魅了した絵師 長谷川等伯の作品公開されます。ぜひ、皆様に観ていただきたいと思います。

と き:2010年2月23日(火)~3月22日(月)
ところ:東京国立博物館 平成館
H P:没後400年 特別展 長谷川等伯

 

等伯展チラシ.jpg

2009/11/06 はじめまして

みなさんこんにちは。
はじめまして、「とうはくんらぶ」の橋本です。
よろしくお願いいたします。

これから「とうはくん公式サイト」の中で、私の出身地である七尾市の魅力についてお話していこうと考えています。
特に七尾市内にはたくさんの寿司屋があり、味も格別に美味しいっ!!
この寿司の美味しい情報や七尾市の見どころをドンドン書いていこうと思っていま~~す。

皆さんご期待下さい(^。^)。

2009/11/06 長谷川等伯没後400年記念キャラクター 「とうはくん」決定

 長谷川等伯没後400年記念キャラクター 「とうはくん」決定石川新情報書府事業「とうはくんらぶ」では、

 2009年10月1日から12日にかけてWebで行なった人気投票を行い、21種類の応募キャラクターの中から厳正な審査の上、キャラクター「とうはくん」を決定しました。
来年度2010年は、七尾市出身の長谷川等伯がこの世を去って400年の記念年となります。

「とうはくん」は、平成21年度石川新情報書府ビジネス支援事業と長谷川等伯没後400年記念事業の一環として、今年度から来年度にかけて活躍していきます。

皆様、今後も「とうはくん」の応援よろしくお願いいたします。